好きな人の定義とは?恋愛対象だけじゃない感情を解説!

好きな人の定義とは?

好きな人の定義とは?

好きな人の定義と聞かれてはっきり答えられる人は少ないかもしれません。「好き」とは彼氏や彼女に対する恋愛感情はもちろん、小さな男の子や女の子が両親を好きという気持ち、仲が良くて一緒に過ごすのが楽しい友人に対しても「好きな人」と表現します。また、直接知っているわけではないけれど、俳優や歌手など自分が好きなタイプの有名人を「好きな人」と表現することもあるでしょう。「好きな人」と言うと、大抵は愛情を持っている人を表しますが、ときには好きはLOVEの意味でも使われたり、LIKEの心境のときにも用いられたりします。「好きな人」には、どのような種類があるのか考えてみましょう。

恋愛対象になる異性への気持ち

一般的に「好きな人」と聞くと思い浮かべるのが、恋愛感情を持っている相手です。「隣の学校の同い年の中学生が好きな人」「大学のサークルで一緒になった人を好きになった」など、恋愛対象として見ている相手を「好きな人」と言い表します。この段階での好きな人は、まだ付き合っていないため、好きな人ともう少しいい感じになりたいと思ったら、アプローチしなくてはいけません。自分が相手を好きだとストレートに告白してもいいですが、好きな人が既婚者だったり、付き合っている人がいたりする可能性もあります。まずは、さりげなく話しかけて会話してみて、少しずつ距離を縮めて好きのサインを送るとよいでしょう。

付き合っている相手の男性や女性への気持ち

すでにお互いの気持ちを確かめ合った状態で、付き合っている人や結婚している相手を「好きな人」といいます。好きは心が惹かれる、気に入っているなどの意味があります。 そのため、「好きな人」は素敵だなと思う人や一緒にいて楽しい人など好意を持った相手のことになります。「私の好きな人」といえば、片思いで一方的に好意を抱いている人か、相思相愛の人かどちらかです。付き合ってからは、「好き」や「愛してる」などの言葉を伝えなくなってしまうカップルもいますが、日頃から相手のことを好きだと思っているならどんどんその気持ちを言葉で表現してみましょう。好きな人がいる幸せを噛みしめられます。

周りの友達や親しい人への気持ち

恋愛感情がない相手にも「好きな人」は使えます。たとえば、いつも一緒に遊んだり勉強したりする友達は「大好きな人」といえるでしょう。また、常に笑顔を絶やさず、人の悪口や嫌味などはいわずに誰に対しても同じ態度で接する人は見ていて気持ちのいいものです。「穏やかで性格がよくて好きな人」と表現できます。また、親や兄弟など身近な人を他人に紹介するときに「いつも美味しいごはんを作ってくれて、どんなときも味方でいてくれる大好きな人、母です」と伝えるのも、親との関係が良好で親のことを想っていることがわかります。LOVEではなくLIKEの意味でも、好きな人という言葉は使えます。

好きな人へ好きと伝えるときの注意点

好きな人へ好きと伝えるときの注意点

好きな人の定義は幅広く、さまざまなシーンで使える言葉です。自分が「この人いいな」と感じる人や、「一緒にいていつも元気をもらえる」「一緒にいると楽しく過ごせる」と感じる相手にはその気持ちを伝えましょう。好きと言われて嫌な気持ちになる人はいません。惜しみなく好きと言えば、さらにお互いを思いやりよい関係性が築けるでしょう。ただし、自分が好きだと思っている人すべてに「好き」と伝えてしまうと、好きの認識が違って相手とトラブルになってしまったり、その後の関係がギクシャクしてしまったりすることも。特に、異性に対して「好き」と言う場合は注意が必要です。

相手に自分の恋愛感情を伝えるときは脈ありか確かめてから

自分が密かに恋している好きな人に自分の恋愛感情を伝えたい場合、まずは相手の身辺をリサーチしましょう。共通の友人がいるなら相談して、好きな人に付き合っている人や配偶者がいないか確認してもらいます。特に相手がいないとわかってもいきなり告白せず、まずは友達として仲良くしてみてください。好きな気持ちが高まって積極的にアプローチしてしまうと、相手が引く可能性があります。また、脈なしの場合、避けられてしまうかもしれません。気軽に話ができるようになったら、どこかに出かけるか食事に誘ってみましょう。すぐにOKの返事をくれるようなら脈ありかもしれないので、好きのサインを少しずつ出してみてください。

恋人関係なら一途な気持ちをたくさん伝えて

すでに付き合っている大好きな人へは、たくさん自分の気持ちを伝えてください。お互いに相手のことを好きで、どんな人かわかっているつもりでも言葉で話さなければ伝わらないことはたくさんあります。また、「言わなくてもわかるだろう」と独りよがりな考えで行動してしまうと誤解を生んでしまう可能性もあります。大好きな人でこれからも大切にしたいからこそ、一途な自分の気持ちを事あるごとに言葉で表しましょう。「今日のデートも楽しかった。いつも一緒にいてくれてありがとう」「笑った顔が大好きなんだよね」「こんなに好きでいること、ちゃんと伝わっているかな?」など、どんどん言ってください。

異性の友達に好きというのは誤解を招くことも

異性の好きな友達に好きと伝えるのは慎重になったほうがいいかもしれません。たとえ仲がよくて二人きりで飲みに行ったり遊びに行ったりする関係でも、「好き」と言われると「もしかして異性として好きってこと?」「友達ではなく付き合いたいのかも」と思われてしまうことも。本当に友達関係から一歩進みたくて告白するならいいですが、単にいい人で好きという意味ならば、相手が誤解してしまった場合、その後の二人の関係性が変わってしまうかもしれません。今の心地のいい関係を続けたいなら友達として好きな人に好きという言葉は使わないほうがよいでしょう。

好きな人の定義はいろいろ

好きな人の定義はいろいろ

好きな人の定義は、恋愛感情のある人に対する好きな気持ちを表現するときだけではなく「人として好き」「一緒にいて楽しいから好き」など、さまざまな相手にいろいろな意味で使えます。好きな人がたくさんいる人は幸せです。恋人や配偶者だけではなく自分が好きだと思う人を大切にしましょう。好きな気持ちを相手に伝えるのも重要です。ただし、恋愛感情はない「いい人だな」と思っている異性の友達に「好き」と言ってしまうと、トラブルになる可能性があります。