バラの花言葉は色や本数で変わる!?贈る相手によって使い分けよう!

バラの花を贈るときに気を付けたいこと

バラの花を贈るときに気を付けたいこと

花束の定番ともいえるバラの花束ですが、誰かにプレゼントするときには注意が必要です。バラは色によって花言葉が異なるうえに、特別な意味を持つ本数もあります。贈る相手は友達なのか恋人なのか、関係性に合わせてバラの色を選ぶとよいでしょう。また、一世一代の勝負どころでバラを贈るときは、メッセージ性の強い本数を選んでみてはいかがでしょうか。

色別の花言葉とおすすめのシチュエーション

色別の花言葉とおすすめのシチュエーション

何千年も前のお墓からバラの花束の遺物が発見されたり、神話にバラの花が登場したりと古くから親しまれてきたバラ。人とバラの長い歴史の中で種類も増え、楽しみ方も多様化していきました。バラを楽しむ人々の心がバラを発展させ、色ごとに花言葉が生まれてきたのでしょう。色のイメージや、新種のバラが生まれたときの感動から花言葉がつけられています。

赤いバラの花言葉

バラの中でも代表的な赤いバラには、「情熱」「愛情」「美」といった見た目にも感じ取れる花言葉があります。告白やプロポーズなど、好きな相手に思いを伝えるのにぴったりな色です。ドラマのプロポーズシーンでもよく登場する赤いバラの花束は、自分が贈るとなると少し照れくさいかもしれません。しかし、存在感のある濃厚な色味の赤いバラからは、花言葉とともに熱意も伝わるはずです。

ピンクのバラの花言葉

ほのかに色づき、やわらかなイメージのあるピンクのバラには、「上品」「感銘」「感謝」といった花言葉があります。淡い色味からも品を感じられるピンクのバラにぴったりな花言葉といえるでしょう。ピンクは女性人気も高い色です。感謝の花言葉を持っているので、奥さんや彼女に日々の感謝を伝えるときには、ピンクのバラをプレゼントしてみてはいかがでしょう。

白いバラの花言葉

何色にも染まっていない真っ白な色からも連想されるように、白いバラの花言葉には「純潔」があります。また、「深い尊敬」「私はあなたにふさわしい」といった、凛とした白いバラにぴったりの花言葉もあります。白いバラは、純白の花嫁にもふさわしく、結婚式で使う花としても人気です。深い尊敬の花言葉から、目上の人や敬意を払う相手へ贈る花としても適役でしょう。

オレンジのバラの花言葉

オレンジ色は中間色なので、性別を選ばない色ではないでしょうか?オレンジのバラの花言葉も「絆」「幸多かれ」「信頼」「健やか」など幅広い相手に贈ることのできる花言葉がついています。そのため、恋人だけでなく友達や家族に贈る花としてもおすすめです。幸せや健康の願いを込めた花束としてはもちろん、門出を祝う花束としても喜ばれるでしょう。ちなみに、同じ中間色の黄色いバラは、嫉妬の花言葉も持つので注意しましょう。

アプローズと呼ばれる青色の色素を持つ奇跡のバラも存在する

アプローズと呼ばれる青色の色素を持つ奇跡のバラも存在する

バラは本来、青系の色素を持っていません。しかし、品種改良を重ねた結果、青の色素を持つバラも誕生しました。花言葉には、「夢かなう」「不可能」「奇跡」などがあります。難しい品種改良の末に誕生した経緯を考えれば、ぴったりの花言葉です。難しいことに挑戦している人への励ましや、何かを成し遂げた人を祝福する花束として贈ってみてはいかがでしょう。

バラの本数に込められた思いとは?

バラの本数に込められた思いとは?

色によって違う花言葉を持つバラですが、本数別に意味があることをご存じでしょうか?色と本数を組み合わせて、さまざまなシーンに合わせられます。ここでは、1本単位で意味を持つバラの本数の中から、いくつかピックアップして紹介します。バラを贈るときは、色だけでなく本数にもこだわってみましょう。受け取った相手がバラの本数の意味を知ったとき、感動が何倍にも大きくなるはずです。

出会えた喜びを伝える5本のバラ

5本のバラには「あなたに出会えて嬉しい」といった思いが込められています。恋人や夫婦間で贈るなら赤やピンクのバラを、友達や尊敬する方へ贈るならオレンジや白のバラがおすすめです。出会えた喜びを伝えられる5本のバラは、結婚記念日などはもちろん、恋愛以外の場面でも役立つシーンがたくさんあります。自分の人生において大切な人だというメッセージを伝えられる本数です。

感謝を伝える8本のバラ

8本のバラには「あなたに感謝します」といった思いが込められています。恋人や奥さんに日々の感謝を伝えるのはもちろん、母の日などにもおすすめの本数です。8本のバラの花束は少し小ぶりなので、ありがとうの言葉とともにスマートに渡せるでしょう。普段は口下手で、感謝の言葉を口に出すのが苦手な人も、8本のバラで感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?

結婚式の演出でも人気の12本のバラ

ダーズンローズと呼ばれる12本のバラ。起源ははるか昔のヨーロッパ、男性が野に咲く花を摘みながら女性の元へとプロポーズに向かいました。花束を渡されプロポーズをされた女性は、OKの返事とともに1本の花を男性の胸ポケットにさしたという話があります。この話がもととなり、結婚式で12本のバラを新婦へ贈る演出が人気です。12本のバラには感謝・永遠・愛情などそれぞれに意味があり、それらを誓ってプロポーズします。

友情を誓う15本のバラ

15本のバラには「永遠の友情」といった思いが込められています。恋人に贈るイメージが強いバラですが、15本なら大切な友達への素敵なメッセージになります。間違っても恋人に贈らないようにしましょう。卒業式の日に友達に贈ったり、お祝い事に贈ったりと役立つシーンはたくさんあります。また、15本のバラは「ごめんなさい」の意味も持っています。

プロポーズを意味する108本のバラ

108本のバラは、ストレートに「結婚してください」の意味があります。言葉の通り、プロポーズにぴったりの本数です。プロポーズをしないまま結婚式を迎えた新郎が、108本のバラを新婦に贈るサプライズ演出があるほど認知されています。一世一代のプロポーズ、真っ赤なバラを108本用意してみてはいかがでしょうか?大きな花束はインパクトもあり、きっと相手にとっても忘れられない素敵な思い出になります。

バラの花言葉を上手に活かして人生に華を添えよう

バラの花言葉を上手に活かして人生に華を添えよう

古くから人との関わりが深かったバラだからこそ、他にはない魅力があり、今では花束の定番として親しまれています。豊富な花の種類の中でも、勝負どころではバラの花束を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?色ごとに意味を持っているので、人生のさまざまなシーンで使い分けられます。誕生日や記念日、告白やプロポーズなど、バラの花言葉を上手に活かして、人生に華を添えましょう。